現役スタイリストが”印象の整え方”について考えるブログ

クリエイティブ販売員になれ!「人を動かす」スキルを鍛えるたった二つの方法

 
【画像】クリエイティブ販売員にスキルアップ
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「一緒にいたくなる人」をコーディネートするメンズ専門ファッションスタイリスト | 元販売員 | モットーは「明日の朝、起きるのが楽しみになる服選び」| 印象の”整え方”とお洒落にみせる”方法論”を発信します | 妻と娘の三人暮らし | 休日はひたすら妻と娘をかわいがってます
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マジで販売なんかやりたくねえ。

俺は専門学校でデザインを勉強したんだ!

 

皆様ごきげんよう。ブロガースタイリスト”ミズヒロ”(@mizuhiro69)です。

 

今回の記事はこれから販売を目指す方はもちろん、バイヤーやデザイナー、将来的にブランドやショップを持ちたいと思っているあなたに向けて書きました。

 

結論から申し上げますと、「クリエイティブ販売スタッフ」になればこれからの時代どの企業からも引っ張りだこになるよ。

 

というお話です。

 

現在、組織に入っておられる方も多彩なキャリアプランが用意されている大手勤務以外の方は自身の将来に不安を感じていると思います。

 

  • 俺は一生販売なのか…。
  • どうやって上に行くんだ…?
  • 販売員で将来ちゃんと稼いでいけるのか?

 

この業界はどうも現場が軽視されがちで、就職しても最終的に本部勤務が成功という風潮が根強く残っているため販売員が人気ありません。

 

けど、私は販売職が好きだしこの職種に誇りを持っています。

 

例えば、現場をまったく経験していない本社勤務の上層部は、オブラートに包まれまくった現場からのフィードバッグをワンテンポ遅れながら受けて現場度外視の企画を詰めたり、WEBサイトでクリックされたけどCV(コンバージョン)に至らなかった原因究明をアナリティクスとフレームワークによってハジかれた結果から顔の見えないユーザーのインサイトを想像して悶々とPDCAを回すよりも、私はダイレクトにお客様からフィードバックをもらいたいしお客様が抱えている問題をダイレクトに解決したいと思っている。

 

とまあ、今は販売職に誇りを持っている私ですが、始めた頃は大の販売嫌いでした。

 

だから、

 

「いやいや、俺はデザインさえできればいいから販売なんてどうでもいい。」

「プレスやりたいから、必要なのはマーケティングスキルと販促ノウハウだわ。販売ではない。」

 

と、ゴールが明確な人からすると現場をハナから度外視しがちな意見も超同感です。

 

服飾専門学校を卒業するということは、専門性の高いことを学ぶわけですから一般と同じように扱われたくない。

そういう思考が働いて当然。

 

けどさ、自分達の売っている商品を買っているお客様の声に直接触れないでどうやってお客様の求める販促や企画が組めるんだい?

創造性の低い仕事はどんどんなくなる

革新的なテクノロジーの力で創造性の低い仕事はどんどん減少の一途をたどります。

 

AIを活用する点には大賛成だし思考精度が高くなれば人間がもっと効率的に創造的時間にリソースを割けるようになる。

 

こんな話をすると将来はAIが人的販売を奪って仕事がなくなるんじゃないか?という思考になりがちだけど、言いたいのはその逆。

 

どちらかと言えば、最適なVMDやデザイン(企画)、管理職(SV)みたいな仕事をAIが代替してどんどん淘汰されていきます。

 

(この辺りの話についていけない方は自分の将来に無頓着すぎるので、10年後の仕事図鑑でも読んでください)

販売職はめちゃクリティビティ高い職種

逆に販売職ってめちゃくちゃクリエイティブだと思いませんか?

 

販売スタッフはクロージングする事がゴールとなるわけですが、そのプロセスってすごく複雑な経路を辿ります。

 

お客様にとってのゴールってそれぞれ違うんですよ。

 

100人いたら100人全員違います。

 

「カッコ良くなりたい!」

 

というゴールだけでも、「部下にカッコよく思われたい」のか「年上の女性にカッコ良く思われたいのか」それとも「年下の女性か」、「友達にカッコよく思われたいのか」何通りもあります。

 

いく通りもあるゴールからその人の最適解を見出すのはもちろん、再来店がなければ最適なベネフィットを提供できたのかという検証すらできません。

 

それに会話って物凄くクリエイティブで、相手が望む答えを瞬間瞬間イメージしながらぶっつけ本番で実践し続けます。

 

商品知識を叩き込んでもその知識を披露する機会すら与えてもらえないかもしれない。

 

月並みな言い回しですが、販売には答えが存在しないのです。

 

現場は全ての商売の根底になる基礎であり、ビッグデータを活用した人口知能システム(AI)をどれだけ巧みに取り入れていても現場なしでは川中は成立しません。

ビジネスの基本は「人助け」

ビジネスの中心には「困っている人」がいるから成り立ちます。

 

そして、幸いなことに払い過ぎているコストをどうにか置換したいと常に思っている。

 

顧客が払っているコスト面(時間・金・作業量)って実際に現場に出てヒアリングを続けないと絶対にインサイト(隠れたホンネ)は拾えるものではないし、表層的な問題をネットで漁っても顧客の求めるものは絶対に肌感覚で理解できません。

 

(自分の中で)どんなに革新的なデザインをしても、どんなにマーケットにコミットするであろう販促プランがあっても、根底に現場の経験(困っている人の悩みをリサーチすること)がなければマーケットインとアウトのバランスを誤るでしょう。

 

お客様の欲求状態=ニーズから、ゴールを特定した具体的な欲求状態=ウォンツに変換できるようになれば、企画のミスリードは大幅に減るはずだし、わからなかったらすぐ現場に出て直接リサーチして即改善する。

 

という現場主義な考え方が思考の根底に基礎として身についていれば、常に中心はお客様のインサイトに向くわけだから、力が小さくても方向がズレることはない。

活躍するのは会社ではなく個人

キャリアプランの選択肢が少ない企業での就職はどうしても天秤にかけがちだし、曖昧な評価制度では販売スタッフの下積みに踏み切れないのはすごく分かる。

 

ポスト団塊世代を生き抜いた上層部は今だに終身雇用にこだわる人間が多いのも事実だし。

 

だけどもね、これからの販売スタッフはそれじゃあいけないんだ。

 

まさにSNS全盛の時代は、「共感の時代」でしょう。

 

じゃあ、共感してもらうにはどうしたらいいかって?

 

その答えは凄くシンプル。

 

一つは自分の言葉で”発信”し続けること。

もう一つは”人を動かす力”を身につけることです。

 

そして、その両方を可能にするスキルは二つ。

「プレゼンテーションスキル」と「ライティングスキル」なんです。

プレゼンテーションスキル

一つ目はプレゼンテーションスキル。

 

直接人に会って発揮する力のこと。

 

自分が直接会って関わった人を、全員自分のビジョンに巻き込んでいけたら、それはもう全ての理想を手に入れることができるでしょう。

 

このプレゼンテーションスキルを鍛えるコツは「ゴールを作って人を動かす」ことを癖付けることです。

 

人に会う機会は、全て「プレゼンテーション力」を磨くチャンス。

 

「どこに動かすか」という小さい着地意識が積み重なって、力が付いていきます。

 

集客力のあるお店で就業すれば常に実践が可能なため、成長スピードも段違いです。

ライティングスキル

二つ目の力が、ライティングスキルです。

 

ライティングというのは、文章で人を動かす力。

 

プレゼンテーションスキルのようなパワフルな力はありませんが、ライティングは仕組み化できるという利点があります。(コンテンツとして世の中に残していくことができるという点と、届ける人数に制限がない点)

 

そして時間をも取っ払うことができるんです。(ユーザーはライフスタイルに合わせて自由な時間に欲しい情報にアクセスできるため)

 

プレゼンテーションで人を動かすには、基本的に「その場」に参加することが条件ですがライティングなら、ブログのようにコンテンツとして形を残すことができるんです。

 

それは仕組みとして、無制限に延々と人を動かし続ける。

 

このスキルが加わると、できることの幅が急激に広がっていきます。

 

言い換えれば「コンテンツ制作力」。

 

だから、それぞれ得意な方法で発信していくことをおすすめします。

 

文章を書くのが好きなら文章で。

写真が好きなら写真で。

 

とにかく、人を動かせるかが重要です。

 

これもショップブログを運営していくと検証ができます。

ブログ経由の問い合わせや来店がある。この数値が人を動かした数です。

最後に

最終的に自分の理想のスタイルを作るには、「自分の願望に合わせて周りの環境を変形させられるかどうか」にかかっているわけです。

 

これからの販売スタッフは暇な時間はボーッと突っ立って、お喋りする時代ではありません。

 

お客様が来店されればクリエイティブな接客を実践し、クロージングしたらすぐに商品撮影をしてコンテンツ作りに勤しみます。

 

そう、販売職はプレゼンテーションスキルとライティングスキルの両方が経験できる、これからの時代においてもっとも投資対効果が高い職種と言えるでしょう。

 

あなたにとって叶えたいゴールがあるなら、まず販売(現場)から始めることを強くおすすめします。

 

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